大学院工学研究科物理工学専攻1年
中嶋 秀和
2010年10月に長野県で行われた日本分光学会テラヘルツ分光部会国際シンポジウムにおいて「Study of enhanced emission of THz wave from narrow bandgap semiconductors with magnetic field and coupling substrate lens 」という題目で発表し、最優秀学生ポスター賞を受賞しました。
光と電波の中間に位置し周波数が0.1~10THzの電磁波(テラヘルツ波)は、非接触?非破壊で測定できるため将来的にセキュリティや分光の分野等で応用が期待されています。そのため、この帯域の発生光源の開発が活発に行われています。私は、放射素子に磁場印加やシリコンレンズを付加することで従来の発生装置より小さな装置で、より安価に強い放射を効率よく得ることを課題に研究を行っています。
今回、最優秀学生ポスター賞を受賞させていただき、大変うれしく思います。また、今後の研究を行う上で、大きな自信になりました。最後に,本研究を行うにあたりご指導してくださった谷正彦教授,そして研究室のメンバーに深く感謝致します。今後もさらに研究を頑張っていきたいと思います。