社会的保護強化支援について学ぶJICA国別研修

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 本学国際地域学部が国際協力機構(JICA)との協働で企画した、日本の社会保障制度や生活困窮者支援に関する取り組みを学ぶ研修を、2月13日~2月20日に行い、チュニジア共和国から、労働や生活困窮者支援に携わる行政官など6名が参加しました。

 一行はJICA東京で厚生労働省の職員から、日本の社会保障や生活困窮者自立支援制度などについて学んだ後来県し、地方自治体や民間の福祉団体などの取り組みや課題について、視察や講義を通して学びました。コロナの影響などにより失業率が増加しているチュニジアでは生活困窮者に対する支援は行政による資金面での援助が主であり、行政と民間団体が連携して支援を行う福井の取り組みは、チュニジアでの課題解決の新たな気づきとなったようです。

 20日に行われた閉講式では、研修員に修了証書が手渡され、代表として、チュニジア社会問題省のメジダ?キリ氏が「学んだ知識を持ち帰り自国のプロジェクトとして実践することが待ちきれない。今後も両国民の幸せのために協力できることを願っている」と挨拶。今後の活動への決意を新たにしました。

 本研修は今年度から3年の計画で行われる予定です。

閉講式の様子

閉講式の様子

本学安田年博副学長(左)と研修員

本学安田年博副学長(左)と研修員

研修員代表挨拶をするメジダ?キリ氏

研修員代表挨拶をするメジダ?キリ氏

│ 2024年2月26日 │
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