地域創生推進本部附属創生人材センター?附属嶺南地域共創センター共催シンポジウムを開催

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1月30日、本学附属創生人材センターと附属嶺南地域共創センターは、地域の持続的な発展に寄与していくことを目的にニューサンピア敦賀でシンポジウムを開催し、県内の自治体関係者、本学学生、大学関係者など約80名が参加しました。
基調講演では、一般社団法人CWPの代表理事 今 洋佑氏が「東ティモールにおける地域創生」をテーマに講演。同法人は、インフラの整備が遅れている東ティモールにおいて、キャリングウォータープロジェクトを展開しており、水を切り口に東ティモールの支援を行っています。このプロジェクトは、福井県大野市民?企業の寄附で給水施設の整備や新興企業の国際進出を手助けしています。今氏は「大野と世界が直接繋がり、大野の対外的知名度?評価の向上に寄与していきたい」とまとめました。
続いて、株式会社デキタの代表取締役 時岡 壮太氏が「その土地と生きていく。若狭熊川宿の民間企業のまちづくり」をテーマに講演。熊川宿で展開している古民家の空き家利活用とアウトドア指向で展開する「山座熊川」などについて説明しました。時岡氏は「少人数社会の農山村集落を支えていく法人のあり方を発信していく必要がある」とまとめました。
両センターの取り組みの発表では、両センター長によるプロジェクト説明が行われ、専任教員及びプロジェクトに参加した学生による発表が行われました。
繊維産業との取り組みを発表した学生は「今氏の基調講演で、地域の取り組みと効果測定、社会実装について、自分の研究にとても参考になった」とし、自身の学びをさらに進めていきたいと話しました。

シンポジウムの様子

挨拶する上田孝典学長

講演する今氏

時岡氏

│ 2024年2月5日 │
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