本学医学部に地域健康学講座（寄附講座）を設置

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本学医学部は、令和５年４月から５年間、福井県からの寄附により「地域健康学講座（寄附講座）」を設置します。寄附総額は約２億３千万円を予定。

県は以前より健康福祉センター（保健所）の業務を担う医師不足が課題となっており、今回のCOVID-19禍においてマンパワー不足による公衆衛生体制の脆弱性が顕著化しました。現在、本学医学部には環境保健学講座が設置され、衛生学および公衆衛生学に関する教育および研究を行っていますが、基礎医学領域であるため保健所で公衆衛生実務を担える社会医学領域の人材育成や派遣には至っていませんでした。
そこで、公衆衛生に関する専門知識?経験を持ち、多職種?地域連携を学び、地域保健を推進できる広い視野を有する人材育成などを行うため、本学医学部に「地域健康学講座」を設置することになりました。

調印の様子

３月３０日に福井県庁で県健康福祉部服部和江部長と藤枝重治医学部長が出席し協定の調印を行いました。藤枝学部長は挨拶の中で「公衆衛生の実務に長けた医師を育てていきたい」と抱負を述べました。

本学では、県内の地域医療を担う医師の教育拠点として、育成、研究を行い、地域医療の推進に寄与していきます。

│ 2023年4月3日 │
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