国際地域マネジメント研究科2周年記念講演会を開催

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 3月10日、国際地域マネジメント研究科開設2周年を記念し、福井大学同窓経営者の会と共催で文京キャンパスのアカデミーホールにおいて講演会を実施しました。講師に株式会社パーソル総合研究所顧問の湯元健治氏を招聘し、オンラインを含め約70名が聴講しました。

挨拶する木村国際地域マネジメント研究科長

 記念講演に先立ち、同研究科長の木村 亮教授が「この講演会は今年初めて修了生を輩出する事を記念するとともに、県内の経営者や企業等で働く方々に当研究科を広く認知して頂く目的で開催いたします」と挨拶し、続いて、同会の井上 彪理事長は「県内企業でも変化する働き方の中で、それに適応できる人材育成が課題となっています。今後の経営に活かしていただきたい」と述べました。

挨拶する井上同窓経営者の会理事長

 湯元氏は、「日本的ジョブ型雇用と人材マネジメント改革」をテーマに講演し、欧米で主流の「ジョブ型雇用」と、日本で主流の「メンバーシップ型雇用」の雇用システムの違いを挙げ、近年のコロナ?ショックを契機に、日本でもジョブ型雇用へ転換する企業が出始めたと現状を解説しました。更にジョブ型雇用導入の課題と留意点、経営と人事の役割をわかり易く説明しながら「うまくこの雇用システムを活用できれば、企業の活性化と成長に繋がります」と締めくくりました。

 本学では今後も、地域が必要とする課題の解決に役立つように、地域発展に繋がる講演などを開催していきます。

講演する湯元氏

│ 2022年3月18日 │
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