教育学部の水沢利栄教授が大阪市民講座「うめだカレッジ」で講演しました。

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12月8日、大阪市北区の市立総合生涯学習センターで開かれた市民講座「うめだカレッジ」で本学教育学部 水沢利栄教授が「固定観念を破る新発想のにぎり寿司~スポーツからの発想、そして災害食へ」と題して講義をしました。大阪府、兵庫県内から60人が受講し、水沢教授が発明した器具「にぎらー」を使った実習にも挑みました。DSC01331

大阪市に拠点を持つ大学の集合体「大学サテライトオフィス会“OSAKA”」と同センターが連携して、各大学から出講する市民講座。本学は大阪に拠点はないものの、関西圏での情報発信を目的に毎年、参加しています。

スポーツ法学を専門とし、野外活動の指導者でもある水沢教授は、野外で衛生的におにぎりをつくる工夫に始まり、型でつくるおにぎりは三角より四角の方が効率的と気づき、型の素材も紙からプラスチックに発展させた開発のストーリーを紹介しました。最終的に完成した手のひらに乗るサイズの型「にぎらー」は、ごはんに直接、触らないですし職人のように一定のサイズににぎれるのが特徴です。2015年、関東北部で鬼怒川が決壊した豪雨被災地などに、「にぎらー」でつくったすしで慰問し、避難者の気分転換につなげてメンタル面のケアにも効果があったと強調しました。

実習では、受講者がグループに分かれ、実際にご飯を「にぎらー」でにぎってスモークサーモンなどのネタを乗せつくってみました。受講者らは徐々にコツを覚え、「楽しい」「自宅でもやってみよう」などと口々に話していました。P1100635

│ 2018年12月12日 │
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