12月20日、本学の学生がデザインした、学生同士が自由に活動し、交流の輪を広げられる学生交流スペース「木立ちの広場」のオープン記念式典を文京キャンパスで挙行しました。本広場は福井大学基金を活用し整備されました。
初めに上田孝典学長が「学生の学びの場となるキャンパスは人間として成長していくために、重要な場であり人材育成の基盤となるもの。多くの皆様からいただいた支援に感謝申し上げる」と挨拶しました。続いて「学生交流のための屋根のある広場」のデザイン案を考えた大学院工学研究科博士前期課程2年の喜多崎匠さんが「学生にとって居心地の良い空間を作り、温かく育むというコンセプトが生きたスペースになったと思う。これから多くの学生が使ってくれることを願う」と挨拶しました。また、来賓の福井キヤノン事務機株式会社 玉木啓介代表取締役社長から「学生の皆さんにとって、この場所で過ごした瞬間が卒業後も心に残るような「広場」になっていくことを願っている」と期待が寄せられました。
その後、列席者によるテープカットや本広場を初めて使用したサークル発表、「広場」の自由見学が行われました。見学に参加した学生からは「以前よりスペースが広くなった。学祭などでも活用できそう」「暖かくなったらお弁当を持ってピクニックをしたい」など、「広場」の利用を楽しみにする声が上がっていました。