VRで臨場感のある
大学生活
- 国際地域学部 国際地域学科3年 白野 和さん
福井大学が10月に募集した学生アイデアコンテスト「withコロナだからこそできることがある!」において、最優秀賞を受賞したのは白野さんの「VR(virtual reality)で臨場感MAX!!感染リスクはMINIMUM??」のアイデアです。全ての授業を対面かオンラインかを選択できるようにし、オンライン授業を希望する学生にはVRの機械を配布するというもの。「大学にほとんど行ったことがない」大学生活にならないために、実際の教室で行われている講義をVRを通して見ることであたかも教室で授業を受けている感覚が得られるのではないかと提案しました。審査員からはコロナの感染リスクを低減するだけでなく、VRを活用した点や授業と同じように学食の映像もVRで見ることを提案し、近年の社会問題である「孤食」の解消にも言及した点などが評価されました。
白野さんは「誰も考えないような奇抜なアイデアをと考えたときにまず、VRが頭に浮かびました。コロナ禍のオンライン授業で実際に自分が感じたことや友人との会話から浮かび上がった課題なので、実現できればみんなの助けになると思う」と話し、コロナ禍でも前向きに進む姿を見せてくれました。