福井大学医学部附属病院に多用途型トリアージスペースが完成 感染症流行等における診療体制を強化

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福井大学は、松岡キャンパス内に感染症流行時や災害発生時の診療体制を強化することを目的に「福井大学医学部附属病院多用途型トリアージスペース」(S1造 198.38㎡)を令和3年9月30日に竣工しました。文部科学省「附属病院多用途型トリアージスペース整備事業」補助金を活用して新設したもので、10月から供用を開始しました。

施設外観

施設外観

同施設では、感染症流行時においてPCR検査等の実施、災害発生時の被災者のトリアージ等非常時の対応を主な目的としています。

施設内は明確なゾーニング計画に基づいて運用効率化をはかり、診療状況に応じて柔軟に運用が可能な広いトリアージスペース、個別の陰圧室、患者用とスタッフ用に分けた便所等が設置されました。

さらに建築物省エネルギー性能表示制度(BELS,第三者機関が建築物の設計一次エネルギー消費量が基準一次エネルギー消費量から削減された割合を評価し表示する制度)の最高ランクである5つ星の評価に加えて、建築物全体の基準一次エネルギー消費量から50%以上の削減をしている建築物として「ZEB Ready」の評価を取得しています。

BELS表示

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│ 2021年11月17日 │
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